新しく学んだこと・・

昨年市民講座で「江戸入門」なるものを受講した
その流れで江戸庶民への関心が芽生え
「江戸の暮らしと仕事」という本を年末に購入した


正月に読もうと思っていたが録画を見るのに忙しく
なかなか読み進まないが農民のところが読み終えたので
一筆啓上しておこうかと思う


江戸時代は「士農工商」という身分制度があったのは
皆さんご存じだと思う


そこで農民は虐げられていた感があったが
この本を読むとなかなか進んでいた


寺子屋と言うところで子供たちは読み・書き・算盤を習う
それを親たちに教える
当時の日本の識字率は世界を見てもトップクラスだったそうだ


そして今のようにデモとか陳情というものはなかったけれど
目安箱というものがあった


それによって農民は苦情や要求ができた
それらは地主・領主・藩主にまで届けられた
江戸時代にこのようなシステムがあったとは驚きだ


そして年貢なども農民の采配によって地主に届けられ
実質上農村の自治は農民によって行われていた


でも働かなくては年貢は納められないので必然的に勤勉になる
そのDNAが今の日本人に受け継がれているのだろう


現代は昔のように単純ではない
メンタル面でも病む人が多い


忙しい中でも楽しみを見つけたり
美味しいものを食べたりして
息抜きをするのが大事だと思う


今でも目安箱のようなものがあったらなと思う