下重暁子の「老いの器量」を読んで・・

ここでいう器量とは顔かたちの事ではない


生まれ持ったその人の器の事である


今までの辛かったこと・悲しかったこと・悔しかったこと


それらすべてを乗り越えて今の自分がある


平坦な道を歩んできた方は少ないと思う


それらを乗り越えてきた経験がその人の器になる


一つ山を越えて又新しい景色が見えてくる


古いものは捨てて前に進む


人生はその繰り返しだという


私も病気を沢山経験したけれど


それらは皆ストレスからくるものと思っていた


でもこのストレスも自分の力で乗り越えられたのではないかと思う


私はまじめで責任感の強い人間だと思う


でも遊び心が足らなかった  いい加減というのも大事らしい


まだ乗り越えられていないが原因がわかったような気がする


オシャレを楽しみながら 落語に出てくるご隠居さんのように


ユーモアを持って若い人に助言のできる歳の重ね方をしたいと思う