「孤独と上手につきあう 9つの習慣」

これは 本のタイトルである
和田秀樹という精神科医の書いた本である


私は30代で精神疾患を患い長い間苦しんだ
山あり谷ありだったけれどこの本にもっと早く出会っていたらと思う


 自分の殻に閉じこもり一人苦しんでいたのに
 救いの手はすぐ近くにあった
 カウンセリング専門の医者に毎月かかっていたのだから 


  何を相談していたのだろう
  その時その時の体調や悩みを相談していたとは思うが・・
   思うような進展はなかった


  今思えば自分の心の状態をうまく
  言葉に表すことができなかったのだと思う
  思考を言葉にすることが大事だとこの本は言っている



     マザーテレサの言葉である


  「思考に気をつけなさい  それはいつか言葉になるから
   言葉に気をつけなさい  それはいつか行動になるから
   行動に気をつけなさい  それはいつか習慣になるから
   習慣に気をつけなさい  それはいつか性格になるから
   性格に気をつけなさい  それはいつか運命になるから」


思考と運命は最終的にはつながっているということなのだろうか
日頃思ったり考えたりしていることが無意識でも実現することがある
これが運命なのだろうか


 そう考えると運命とは決められたものではなく
 自分の思考にあるということだ


 その中で大事なことは何でも自分で解決しないこと
 他人の話を聞くこと
 単なる協調ではなく自分の意見を持って・・


 そしてその専門の人に助けを求めることも大事
 何らかの気づきを与えてくれる


 只 経験からすると服薬することで考えられなくなってしまうことがある
 そうなる前に早めにメンタルクリニックにかかることも大事だと思う


  外国ではカウンセリングはとても身近なものらしい
  心が苦しくなったらそれを言葉にして
  専門の医者に聞いてもらうという選択もあっていいと思う