気づかなかったこと?・・

昨日 TVで人工呼吸器をつけている作家さんの話を放映していた


紙の本が憎いと言われていた


手に取ってページをめくること・活字を追うこと
  そして本屋に好きな時に行って本を選べること・・


健常者にとって当たり前のことが
  障害者にとって当たり前ではない  
    この現実を知って愕然とした


彼女の指摘がなかったら私は一生気が付かなかったかもしれない


障害者にやさしい社会を・・と国が謳っているが
  まだまだ認識が甘いと思った


母を車いすで病院へ連れて行ったことを思い出した
  平坦に見える道も段差があったり傾いていたり・・
    短い距離でも大変だった


先日都心に出かけた時誰の介助もなく一人で
  電動車いすを使っている方がいた
     エライなと心底思った
   私だったらもう外へ出る気力さえないだろう


五体満足である自分が恥ずかしくなった
  腰が痛いだの体力がないだの
    贅沢な悩みなんだとつくづく思った