今、思うこと・・

母と一緒に住むようになったのは平成19年からだ


17年に父が亡くなって母一人になった


当時はまだ元気で一人でも十分生活できると思っていたが


ある日風邪をひいて寝込んでいる姿を見て


いたたまれなくなった


それで「一緒に住まない?」と言うことで


生活を共にすることになった


10年くらいは一人でマンションの周りを散歩したり


実家まで行って庭の草取りなどしていた


少しづつ足腰が弱くなりシルバーカーを使うようになり


90歳を過ぎてから大腿骨を折って手術をし


リハビリで歩けるようになった


驚異の回復力である


それから部屋から出なくなり認知も進んだ


でも母の場合可愛らしくなった


お風呂の介助や下の世話もしたが


施設に入れることは考えなかった


最期を家で看取れたのは幸せである


只 母がいなくなってからの自分の人生設計ができていなかった


もう少し自分の将来を計画しておいた方がよかったのかなと思うようになった