昨日　ふと廻したTVに目が止まった

「親から送られてきたもの」というような番組だったような気がする

私が見たのは　まだ親元から離れて間もない

母子家庭で育った若い息子が

母親から送られてきた荷物を開けているところだった

中から出てきたのは　カボチャの煮物と

お豆を炊き込んだ煮物だった

これは彼の好物だったのだろう

久々に口にして感慨無量の様子だった

その中に母からの手紙が入っていた

「私の息子に生まれてきてくれて　ありがとう」

と書いてあった

こんな言葉をもし私が親になっていたら言えただろうか

なんていい言葉だろうと思った

息子も「幸せな家庭で育ったんだなと思う」とインタビューに答えていた

我が家は自家営業だったので

親子が離れて暮したという経験はない

むしろ近すぎていろいろ問題があった

「可愛い子には旅させろ」というけれど

外の空気に触れさせることは大事だと思う

社会に出ていろいろ勉強することがある

そして家族のきずなを確かめ合う機会にもなると思う