ヤマザキマリさんの「歩きながら考える」を読んで・・

この本ははっきり言って私にとっては難解な本だった


至るところで横文字の形容詞が出てくるので


そのたびにスマホで調べて読み進んだ


納得のいかない訳もあったりで


作者の意図する文脈とは違っているかもしれない


でも彼女の言わんとしていることは


この終わりの見えないパンデミックの中で


もうそろそろ歩き出さなくてはいけないということ


人間は戦争や災害・今回のようなパンデミックに出会うと


心の安らぎを得ようと エンタメ・旅行・食べることなどに


興味を向かせるがそれは一時的なもので気をそらせているだけ・・


もっと思考力・想像力を働かさなくてはいけない


そのためには本を読む・映画を見るなど


外から刺激を受けることだという


でもこのパンデミックが終わったらその間に培われたエネルギーによって


ルネッサンスのような文明・文化の花開くことも


あるかもしれないと締めくくってあった